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イシダテクノは、計量・計数・包装・検査・搬送に関わる
機器の販売とシステム開発・機械設計製作の会社です。
INTERVIEW 001
名興発條株式会社 様
Customers Voice INTERVIEW #001
INTERVIEW #001
名興発條株式会社様は、主にバネなど自動車の部品を製造する創業50年のメーカーです。少量多品種が強みであり、商品の登録数は4000~5000品目と他社と比較しても豊富な種類の部品を扱っています。1つのパーツを1日に2000個も出荷するメーカーとして、お客様に満足してもらうために解決すべき課題がありました。今回はシステム導入に至ったときのお話をお聞きしました。
システムを導入したのは7~8年前ぐらいですね。そのころ、ちょうど社内で課題になっていたのが「品違い」という問題でした。導入前は品番照合を目視で行っていたので、出荷ミスが多発していました。人がチェックするので、どうしても数字を1桁見間違えたりするなどの作業者の思い込みが発生して、お客様に誤った商品を納品してしまうことがありました。納品先のお客様に間違った商品を出荷してしまえば、お客様の生産ラインはストップしてしまいます。結果として、お客様には迷惑をかけてしまい、自社の信頼も落としていました。品違いによる出荷ミスを極限まで無くして、お客様への信頼を回復するため、イシダテクノさんに相談しました。
イシダテクノさんとは、もともと計量器(ハード)での取引をしていましたが、複雑なシステム(ソフト)にも対応してもらえると聞いていたので、「品違い」についての課題を説明して、いろいろな提案をいただきました。最終的には、現場での作業スタッフとのヒアリングを重ねて、システム導入がスタートしました。
INTERVIEW #001
導入していただいたシステムは、ラベル機やハンディーとの連結が組まれたシステムでした。まずは、商品の情報をバーコードとしてラベル機で発行して、その情報をハンディーで読み取り・照合していきます。ここで読み取った情報は、メインPCに集約されデータベース化されていきます。システムだけではない、現場に合った周辺機器とシステムの連結してくれるので、スムーズに導入することができました。
今回のシステム導入に求めたのは「正確さ」でした。人の目視による確認作業をシステム化して機械にまかせることで、品違いは0件の目標を達成することができました。他には、品違いおけるコスト削減も実現しました。例えば、出荷ミスがあればどんなに遠くても納品していましたが、出荷ミスをほぼゼロにすることでムダな作業が減り、結果的にコスト削減にも繋がりました。品番照合における“品違い”は、ほぼ皆無です。残りの課題としては、作業方法などを見直ししてシステムを使う側の精度を高め、より質の高い製品を提供していきたいと思います。
また、出荷情報をデータベース化することで出荷漏れもほぼ無くなりましたね。以前は、出荷商品の管理をノートで行っており、アナログな作業だったのでムダな作業時間もかかっていましたが、出荷チェックの作業時間を短縮することにも成功し、業務全体の精度が飛躍的に上がりましたね。
INTERVIEW #001
イシダテクノさんの強みとしては、とてもスピーディーなところですね。ハードに問題があれば、代替機をすぐ持ってきてくれますし、システム的(ソフト)にトラブルがあれば、技術担当者の方がすぐ駆けつけて、解決してくれました。ハードとソフトの二本柱で対応してもらえるので、とても安心です。
あとは、様々なノウハウを持っている所が魅力的ですね。現場において、私たちが気付いていなかったり、見えない課題なども見つけてもらえるので、とても心強いです。そして、そのノウハウを活かして様々な問題を解決してもらっています。
まだまだ自社として、取り組んでいきたい業務改善が沢山あります。これからもイシダテクノさんのノウハウと自社の現場の声を併せて会社を飛躍させて行きたいと思います。